停滞期を上手に乗り越える方法~ダイエット中に体重が落ちないと悩んでいるあなたにおすすめ!

ダイエット

ダイエットをはじめた時は順調に落ちていた体重が

あるタイミングで落ちなくなる『停滞期』

食事の量を減らしても

運動量を増やしても

結果がでなくて「イライラ」

この時期を乗り越えられずに

ダイエット自体を諦めてしまう方も多いようです

でも、停滞期にはすごく重要な役割と意味があるんです!

この『停滞期』がおきる理由がわかればストレスを感じないで

ダイエット続けられるのではないでしょうか

この記事でこんなことがわかります

◆落ちていた体重が『ピタッ!』と止まるのはなぜ?停滞期の原因

◆ダイエット中の停滞期とうまく付き合う方法

◆停滞期中にやってはいけない事3選

落ちていた体重が『ピタッ!』と止まるのはなぜ?停滞期の原因

停滞期とは何ぞや???

なぜ停滞期があるのかを知るために

『停滞期』のメカニズムについて知っておきましょう

『停滞期』のメカニズム

まず停滞期とは。。。

ダイエット中順調に減っていた体重が

あるタイミングで何をしても全く減らなくなることがあります

この状態を『ダイエット中の停滞期』いいます

でも、これって。。。

実はからだにとってごく自然な現象のひとつなのです

でもこの自然な現象のひとつである停滞期は

あなたのダイエットが順調に進んでいる証拠であって決して失敗ではないのです

一般的にダイエット中は体重の減少期停滞期の繰り返しです

要するに停滞期をうまく乗り越えることで

ゆっくりですが無理なく目標の体重に近づけることができる

と言う事です

停滞期に入るタイミングを知りたい!

停滞期に入るタイミングがわかると

いろいろ対策できるんじゃないかな?

なるほどなるほど。。。

じゃあ次の事を参考にしてください!

停滞期に入る時期は個人差があります

ダイエットスタート時の体重から約5%減った時

例えば90kgからダイエットを始めた場合5%は4.5kgなので

85.5kgあたりで停滞期を迎えます

このからだに起きている現象の事を。。。

ホメオタシスと言います

特に女性の場合は生理前にホルモンの影響で太りやすく停滞期も起こりやすいようです

ん???

ホメオタシス?

そう思った人も大丈夫です!

この後くわしく解りやすく説明します

体の危機に発動!『ホメオスタシス』影響

ホメオタシスとは

身体を一定の状態に維持しようとする仕組みのこと

例えば。。。

「暑いときに体温を下げるために汗をかく」

「寒いときに体温を上げるために震える」

これらの働きもホメオスタシスのひとつです

そしてホメオスタシスはダイエットの停滞期の原因でもあります

ダイエット中の食事制限で

エネルギーや栄養が足りなくなったり

急激に体重が減ったりすると。。。

からだを飢餓状態から守るためにホメオスタシス機能にスイッチが入ります

するとあなたのからだは

栄養の吸収力が高まり

脂肪が蓄積されやすくなります

できるだけエネルギーを消費しない省エネモードに切り替わります

これが停滞期の仕組みであり

何をやっても体重が減らなる原因です

停滞期が続く期間はどのくらい?

停滞期は個人差がありますが。。。

短い人で2週間

長い人で約1ヵ月

ごくまれに2ヵ月もの間停滞期に悩まされた事例もあるようです

それでも停滞期は永遠に

続くわけではありません!

必ず終わりが来るので

ダイエットを諦めないでください!

しかしあなたのからだは体重の減った状態に慣れてくるとホメオスタシスが働かなくなってきます

停滞期は体重をムリに減らすことではなくそれ以上増やさないことを目標として次の減少期を待つことをお勧めします

ホルモンバランスの影響

一般的に女性の場合排卵前後から生理前の期間に黄体ホルモン(プロゲステロン)

の分泌量が多くなります

黄体ホルモンとは妊娠の維持のために欠かせないホルモンのひとつです

黄体ホルモンが女性の身体に与える影響について一般的には

分泌量が増えると身体が水分や栄養をため込みやすくなるため

からだがむくんだり体重が減りにくくなったりするといわれています

また黄体ホルモンはメンタル面にも影響を与えるため

この時期に無理なダイエットをするのはおすすめできません

生理が始まれば黄体ホルモンの分泌量は減ってきますので無理をせず

体調を整えることを最優先しましょう

ダイエット中の停滞期とうまく付き合う方法

ダイエットを成功させるためには停滞期とうまく付き合わないとなりません

ここからは停滞期の克服期間の短縮に役立つ方法をいくつか紹介します

チートデイを設ける

チートデイとはあえて摂取カロリーを増やす日のことです

チートデイを設けると飢餓状態がリセットされたと脳が判断し

ホメオスタシスが働かなくなるとされています

停滞期に入って体重が減らなくなってきたらストレス解消も兼ねて

チートデイにトライしてみましょう

ただしエブリデイチートデイではカロリーオーバーになってしまい逆に太ってしまいます

週に1日だけチートデイを取り入れてみて再び体重が減少し始めたらダイエットを再開しましょう

チートデイは基本的に何を食べてもOKですが日頃足りていない栄養素を摂取するのがおすすめです

ただし食べ過ぎはダメです

摂取カロリーの目安は『体重×40kcal』程度におさえましょう

例えば。。。

◎停滞期時あなたの体重が80kgの場合

80kg×40kcal=3200kcal

と言う事になります

チートデイにおすすめ!ローストビーフの作り方はこちらの記事です

ダイエット方法を見直す

停滞期には今あなたがやっているダイエット方法を見直してみるのもいいでしょう

ダイエット中の食事を見直す

ダイエット中は摂取カロリーだけではなく栄養バランスにも注意が必要です

栄養が偏っていると痩せにくいだけでなく肌が荒れやすくなったりします

筋肉の元となるタンパク質の摂取量が少ないのも見直すポイントです

痩せにくくなったら食事の内容をしっかり見直そう!

バランス良く栄養がとれているかチェックが大事です!!!

※停滞期は栄養の吸収が特に良くなっている時期なので

不足しがちなビタミンやミネラルを積極的に摂取するのもおすすめです

ダイエット中のトレーニングを見直す

停滞期に運動量を増やすのはお勧めしません

運動の内容を変えたり少しだけ負荷を上げたりすることは気分転換につながるので試す価値はあります

運動の内容を変えればいつもとは違う筋肉が刺激されるため

基礎代謝アップにつながる可能性があります

違う種類の運動をすれば飽きずに続けられますのでお勧めです

基礎代謝量についての参考記事はこちらです

【ダイエット】まずは目標マイナス5kg基礎代謝量を上げるだけであなたのダイエットは成功する
ダイエットしているんですがなかなか結果が出ません><もっと効率よく結果をだす方法はな...

ダイエットそのものを『あきらめない!』

停滞期はダイエットの失敗ではなく通過点のひとつです

実は順調に体重が減っているからこそ停滞期は訪れます

一方停滞期にダイエットを諦めてしまい食事制限や運動をやめてしまうと

リバウンドする可能性があります(マジです!!!)

リバウンドを繰り返せばますます痩せることは困難になります

なぜダイエットをはじめたのか一度自分の決意を振り返り

目的意識を持ってダイエットに臨みましょう

停滞期を乗り越えれば一歩理想の自分に近づくことができます

停滞期も諦めず根気よくダイエットを続けましょう

停滞期中にやってはいけない事3選

最後に

停滞期中にやってはいけない事を紹介します

これを心がければいいんだね?

①極端に運動量をふやす

極端に運動量を増やすのはせっかく続いていたダイエットの習慣をより過酷なものにしてしまいます

・運動量を増やすとからだが飢餓状態になり停滞期から抜け出しにくくなる

・運動量を増やすと疲労が蓄積されてダイエットが長続きしない

停滞期は痩せた体重に慣れるための準備期間です

②無理に食事量を減らす

停滞期に食事の量を減らしても良いことはありません

飢餓状態がつづき停滞期が長期化する恐れがある

栄養に偏りがあると甘いものが食べたくなるため

凄く重要な事なのでもう一度言います

停滞期に食事の量を減らす必要は1ミリも有りません!

栄養バランスに気をつけて

普段どおりに食事を続け

次の減少期にそなえましょう!!!

③食事量を増やしすぎてしまう

停滞期にチートデイを取り入れるのは良い方法です

しかし無制限に食べていいわけではありません

体重が減らないからといって自暴自棄になり暴飲暴食してしまわないように注意しましょう

摂取カロリーが大幅にオーバーすれば今までの努力が無駄になってしまいます

停滞期は栄養の吸収が良くなっているため特に注意が必要です

停滞期を乗り切るためのまとめです

何をやっても体重が減らなくなる停滞期は本当につらいものです

でも停滞期があることが。。。

①順調に健康的に痩せている証拠です(ホメオスタシスを受け入れる)

②時には食べたいものを食べてもいいでしょう(チートデイをうまく活用)

③少しだけ運動の内容を変えてみましょう(気分転換も重要です!)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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